新年のご挨拶
2020年01月02日謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りまして、誠にありがとうございました。
本年も、変わらぬ御指導を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
また、皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。
2020年 元日
新年の挨拶は簡潔にこの程度とさせていただきます。
さて、我が家は家族が増えて3年が経ちました。
その3歳の娘が、「ちりんちりんやりたい」というので何かと尋ねたところ、どうも神社のガラガラのことを言っているらしく、片付けも中途半端なままいそいそと初詣に出かけて参りました。
ところで神社のガラガラと鳴らす鈴は、「本坪鈴(ほんつぼすず)」という名前のようで、なぜ鳴らすのかというと、「災いや厄を祓うため」と言われているようです。
となると、娘は自ら「災いや厄を祓いに行きたい!」と言っているのと同義ですので、行かないわけにはいきません。
と言ってはみたものの、何時にどこへ行くとまでは決めてはいなかったのですが、「お雑煮食べてから支度ができ次第で初詣に出かけよう」くらいのことは暗黙の了解としてあったので、いつもの神社に行って参りました。
やはり元日ですので、本殿へのお参りは長蛇の列に並んだものの、脇にあったお稲荷様のところの小さめの鈴で、娘の言う「ちりんちりん」も無事に自分で鳴らせたので災厄祓いはできたと思います。
そして初詣と言えば何と言っても「おみくじ」ですよね。
ここ何年、だいたいいつも末吉、吉、中吉のどれか。
凶を引いた記憶もありませんが、大吉を引いたのも思い出せる限りでは、会社勤めをしていた頃だから、もう十数年前です。
まあ毎年そうですが、「今年こそは」と意気込みつつも冷静に、且つ、自然体でおみくじ箱の中身にある多数のくじを選り好みもせずに引いたところ、
なんと、
「大吉」でした!!
日韓交流会のことや日韓問題のことはどこに行ったのか?
そのことについての記事を、昨年の夏以降から書きあぐねつつ、書いては消しを繰り返してきたいくつもの候補記事はどうするのか?
はたまた、神奈川県と富士通リースとブロードリンク社の大チョンボである、個人情報大量流出事件は今後どう取り扱っていこうか?
などなどの、年を跨いで抱えていた悩みを一瞬、「ほんの一瞬」ですが忘れました。
やっぱり、初詣で大吉を引くというのは嬉しいものなのでしょうね。
さて、その大吉おみくじの内容をご紹介したいと思います。
定説では、「内容を人に教えると運気が下がる」とか言いますけど大丈夫です。そんなことはありません。
それでは一つずつ、書かれている運勢への感想とともにご紹介してまいります。
【願事】思うようにならないでしょう。時を待てばかないます。
→→→あれ? 運気、下がってから上がるパターン?
【待人】来ますが、おそくなります。
→→→遅くなるっていつ頃ですか?今年のおみくじで遅くなるってことは、少なくても7月以降ですよね。すみません、待ってるんで、大事なんで、もう少し巻でお願いできませんか?
【失物】見つかるのは困難です。
→→→あれれ?失くなったままですか? というよりも、大吉のおみくじで、「困難です」って言われるとは思わなんだ。
【旅行】交通事故にくれぐれも注意してください。
→→→あぶないあぶない。ボケーっとしてたら事故るってことですよね?
せめて旅先でくらい、ボーっとよそ見しながら歩かせてくれませんかね?
【商売】あまり利益はないでしょう。
→→→あらまぁ。ただズドーンと落とされちゃいました。
「おーい、当校のスタッフ。今年はさらに利益少ないらしいですー」※あくまでおみくじの話です。
【学問】安心して、勉強しなさい。
→→→当たり前のことを言われた感。
【方向】南がよく西はよくありません。
→→→すみません。玄関出て一歩目、「西」です。通勤できません。
【争事】利益はあっても、勝つことはむずかしいでしょう。
→→→負けても利益はとれると。ついに、「とんちの世界」になってきましたな。
【求人】思いがけなく良い人が来るでしょう。
→→→すみませんが、「良くない人」がくる前提で求人はしておりません!
もうだいぶ後半に入ってきてますが、念のためもう一度言っておきますが、このおみくじの内容は、「大吉」の運勢です。
博多華丸のほうじゃなく、新宿にある大きな神社で引いた「大吉」おみくじの内容です!
さあ、これから佳境に差し掛かります。
【転居】いそがない方がよいでしょう。
→→→急いでないなら引っ越しません。訳があるから引っ越したいんです。
次、衝撃です。びっくりします。
【お産】子供に気をつけることです。
→→→少々お待ちくださいまし。二人目のお産が3月に控えておりまするので、縁起でもないことを言わないでつかあさい。
こうなったら、おかしな日本語で抵抗しておこう。
ここまでくるとシンプルに、もしかしたら印刷ミス?「大吉」のところだけの?とさえ思ってしまいます。
【病気】重いけれど、全快します。
→→→昨年、災害ボランティアに何度か行ってSNS等々で記事書いたからでしょうね。
最初、「全快します」のところの変換でミスが生じ、「重いけれど、全壊します。」になってしまいました。
そんなことを言われたら、お屠蘇が進んで進んで仕方がありません。。
【縁談】他人にさまたげられますが、末長くまてば良縁があります。
→→→縁談を他人にさまたげられ、一度破談を経て、末長く待った末に良縁があると
このテーマでトレンディードラマ書けそうですな、この展開。
縁談を他人にさまたげられる過程には、相当のすったもんだがありそうだとか勝手に想像が膨らみます。
※運勢の内容
まあ、ということで、「ほんの一瞬」だけだったと書いたのは、こういうことです。
すっきりとした良い運勢がない大吉のおみくじでした。
まあでも、一枚目の写真に書かれていることを読むと、こうあります。
「何事も思うようにならず不安ですが、意志を強く持ち仕事にはげむことです。これを守れば幸運にめぐまれます。」とあります。
当たり前のことですが、いろいろなことが複雑に絡み合う世の中ですので、運の良し悪しはあるでしょう。
ただ、無理じゃないかと挫けそうになっても、やりたいことがあるならば、コツコツと続けることだと思います。
自分の持てる時間を、誰かのためや何かのために費やすことこそが、健全な社会を持続させ、また、自分の未来をも守ってくれるのだと理解しています。
申し訳ありません。書きながら日付が変わってしまいました。
本年も、皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。
2020年1月2日 金山浩平