【2023最新】カフェにまつわる造語
ライターという仕事柄、カフェで作業をすることが多く、筆者はカフェ巡りが趣味になっています。SNSで検索すればおしゃれなお店の写真がずらりと並んでいるので、情報収集にはこと欠きません。
「カフェ文化」が定着した韓国は少し歩けばカフェがあるほど、日々おしゃれなお店が誕生しています。友達とおしゃべりを楽しむだけでなく、パソコンやノート、テキストを広げて仕事や勉強に集中している方が多いのも韓国ならでは。
今回はカフェにまつわる造語をいくつかご紹介します♪
①아샷추(アシャチュ)
아이스티 샷 추가(アイスティシャッチュガ)の略で「アイスティーショット追加」という意味。聞きなれない言葉ですよね。
実はこれピーチアイスティーのことなんです。もう少し詳しく言うと、ピーチフレーバーの粉末紅茶にエスプレッソショットを入れた飲み物のこと。ちなみに韓国ではアイスティーといえばピーチティーの印象が強いです。
日本では紅茶といえば手軽なティーバックや茶葉から抽出が定番ですが、韓国では長い間、レモンティーやピーチティーといった甘い粉末タイプのインスタント紅茶が主流でした。今は紅茶やミルクティーのペットボトル飲料や茶葉も売っていますが、値段が高いのでコーヒー人気にはほど遠いのです。
②아바라(アバラ)
아이스 바닐라 라떼(アイスバニララテ)を略して아바라(アバラ)です。甘い飲み物が好きな方にオススメのラテで、スターバックスやコーヒー・ビーン(Coffee Bean)など、多くのお店で注文できますよ。
アイスつながりで아이스 아메리카노(アイスアメリカノ)を、아아(アア)と呼ぶ略語もあります。アメリカノはアメリカーノのこと。エスプレッソを水で薄めたもので、他のメニューよりも若干お手頃価格で買うことができます。アイスバニララテもアイスアメリカノもネーミングがちょっと長いので、注文するときや会話でもしょっちゅう出てくる単語です。
얼어 죽어도 아이스 아메리카노(オロチュゴド アイスアメリカノ)。つまり「凍って死んでもアイスアメリカーノ」を略した얼죽아(オルチュガ)なんて造語も生まれるほど、韓国では寒い日でも氷入りの飲み物は定番人気!
③커피스족(コピスジョク・コピス族)
커피(コピ・Coffee)と오피스(オピス・Office)からなる「Coffice족(コピス族)」という造語です。カフェでパソコンやスマートフォンなどのデバイスを使用して仕事をする人のことで、日本でいうところのノマドワーカーといったところ。
ほとんどのカフェはWi-Fi完備で使い放題ですし、静かな環境で集中して仕事をするにはうってつけの空間です。コロナ渦をきっかけにコピス族人口は増えていて、オフィスでの仕事は閉塞感があるので今後も継続したいという声が多いのだとか。
④카공족(カゴンジョク・カゴン族)
카페(カペ・cafe)と공부(コンブ・勉強)からなる「카공족(カゴン族)」という造語です。カフェで勉強をする人のことで、主に学生たちのこと。
売上げと滞在時間が見合っていない、長時間1杯の飲み物だけ、おしゃべりが多いなど店側からは否定的な声もあります。滞在時間や注文杯数の制限を設けたり、席の占領を防ぐために1テーブルの人数を決めたりと試行錯誤をしているようです。
とはいえ、カフェで勉強や読書はダメということではない思います。長く滞在するなら飲み物だけでなく、料理を注文するなどしてお店への配慮はやはり必要。スペースを借りているという意識をもてば大丈夫ではないでしょうか。
おわりに
韓国でカフェに立ち寄ったら、注文するときは아샷추(アシャチュ)や아바라(アバラ)、아아(アア)を使ってみるとネイティブに間違われるかも⁉旅行の際にはぜひ活用してみてくださいね♪
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