K-POPアイドルたちも夢中!「人狼ゲーム」と似て非なる「マフィアゲーム」とは?
韓国で若者を中心に遊ばれている「マフィアゲーム」。BTSやEXO、NCT、SEVENTEEN、TWICEなどの人気K-POPアイドルも続々と配信内で遊ぶ姿を見せており、日本のファンの間でもこのゲームが広がりつつあります。日本で人気の「人狼ゲーム」を知っている方は、この2つのゲームが非常に類似していることに気づくはず。そう、「マフィアゲーム」と「人狼ゲーム」は、共に1986年にロシアで考案された「Mafia」というゲームが原型となっているんです。
「マフィアゲーム」の歴史
1930年頃からヨーロッパで遊ばれていた伝統的ゲームをもとに、ロシアのディミトリー・ダビドフ氏がマフィアと市民の世界観をまとめて作った「Mafia」というゲームは、ロシアで瞬く間に浸透していきました。マフィアを題材にした映画も多いロシアでは、このゲームの世界観が親しみあるものだったのでしょう。やがて韓国にも持ち込まれ遊ばれるようになりました。
「人狼ゲーム」の歴史
1990年後半、アメリカのアンドリュー・プロトキン氏が「Mafia」の世界観を「狼人間と人間の戦い」に置き換えてみてはどうかと考案したことをきっかけに、2001年Loony Labs社が「Are You a Werewolf?(汝は人狼なりや?)」を発売開始。これが「人狼ゲーム」のはじまりとも言えます。
商品化されたことにより、「Are You a Werewolf?(汝は人狼なりや?)」も「Mafia」と同様瞬く間に広まっていきました。2002年にはそれを基に、日本が「タブラの狼」というカードゲームを発売開始。以後、“人狼”という名を用いながら国内だけでも様々なバリエーションが生まれ、日本には「人狼ゲーム」が浸透していったのです。
「マフィアゲーム」ってどんなゲーム?
同じルーツを持つ「マフィアゲーム」と「人狼ゲーム」は、確かに似たゲーム性を持っていますが、細かいルールを見ていくと違いはあり、似て非なるゲームです。ここで改めて「マフィアゲーム」の基本的な遊び方をご紹介していきます。
市民側…マフィアを全員処刑すれば勝利。
マフィア側…市民をマフィアの数と同数まで減らすことができれば勝利。
市民陣営とマフィア陣営に分かれて昼と夜のターンを繰り返し、どちらの陣営が生き残れるかを競う正体隠匿系のコミュニケーションパーティーゲームです。
昼
誰がマフィアであるかを推理、議論し合うターン。マフィアは市民に紛れており、自陣営が処刑対象にならないような議論展開にしていく必要があります(マフィアは事前に顔合わせアリ)。議論時間終了後、各々マフィアだと思う人に投票し、最多票を集めた人が処刑(ゲームから追放)。
夜
市民側の役職者は各々の役割を果たし、マフィアは今晩殺害(ゲームから追放)したい相手を司会者に伝えます。基本的に市民側の役職者として警察、医者が1名ずつおり、警察は怪しいと思う相手がマフィアかマフィアでないかを知ることができます。医者はその晩殺害されてしまいそうな人を生かすことができ、生かす対象を自分にすることも可能です。
「マフィアゲーム」や「人狼ゲーム」はオンラインでもプレイできるのでコロナ禍の遊びにもうってつけ!言語の壁さえ越えられれば、国を越えた相手と遊ぶことも、好きなアイドルのプレイを観て考察することも楽しめます。
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