韓国人は詩が大好き!?韓国ドラマで注目された詩人について
韓国人にとって詩とは
韓国人にとって詩は、日常においてとても身近な存在と言えるでしょう。例えば韓国では、地下鉄のホームや観光スポットなど街のあちこちに詩があふれています。特に最近は、韓国ドラマにも詩集が登場したり、おしゃれな広告や演出として使われるため、若い世代も詩に関心を持つ人が増えているようです。詩が好きな人が多い韓国では朗読会が開かれ、集まった人同士で好きな詩の感想や解釈を共有するなど、詩を通した交流も盛んに行われています。
注目の詩人
韓国ドラマに登場したことが話題となり注目を集めている詩人と書籍をご紹介します。すべて日本語に翻訳されたものが出版されているので、気になる方はチェックしてみてください。
ハ・テワン(하태완)氏
ハ・テワン氏は詩人であり作家でもあります。パク・ソジュンとパク・ミニョン主演の「キム秘書はいったい、なぜ?」に、エッセイ『すべての瞬間が君だった』がキム秘書(パク・ミニョン)の愛読書として登場しています。このドラマがきっかけで、韓国では爆発的なヒット作品となりました。ドラマでは、本の中の一節が主人公2人の恋を代弁しています。
ナ・テジュ(나태주)氏
ナ・テジュ氏は韓国人であれば誰もが知っているであろう国民的詩人です。パク・ボゴムとソン・ヘギョ主演の「ボーイフレンド」に、詩集『花を見るように君を見る』がキム・ジュニョク(パク・ボゴム)がチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)にプレゼントする品として登場しています。こちらもドラマで使われたことがきっかけで、韓国では売り上げが急増しました。日頃から詩に関心を持っている人、話題の詩を読みたいと思っている人が多いことが伺えます。
キム・インユク(김인육)氏
キム・インユク氏はソウル大学で講師の経歴も持つ詩人です。コン・ユとキム・ゴウン主演の「トッケビ」に、『愛の物理学』という詩が初恋の想いに気づく印象的なシーンで、キム・シン(コン・ユ)が朗読するかたちで使われました。この詩はキム・ヨンテク氏(編)の詩集『もしかすると星たちが君の悲しみを持ち去るかもしれない』に掲載されていて、ドラマにも登場しています。
詩の内容と重ねて愛を表現するのはとてもロマンチックで韓国ドラマにピッタリですね。今後ますます詩を使った韓国ドラマの演出が増え、世界中で韓国の詩の人気が高まる予感です。
詩には日常ではあまり使われることのない上級単語や文法もありますが、それだけ美しい言葉やさまざまな表現方法を知ることができます。韓国語を勉強中だけど長い文章を読みきる自信がない方、スキマ時間に手軽に韓国語に触れたいという方にもおすすめです。
しかし、韓国語の詩を深く理解するには、ネイティブでなければ難しい場合もあります。ソウルメイト韓国語学校にはネイティブの先生が在籍しており、無料体験レッスンや授業見学も行っているので、興味のある方はぜひご連絡ください。
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