韓国の昔話について
韓国の昔話を知っていますか?昔話を知ることで、韓国の道徳、文化、考え方を知ることができるかもしれません。調べてみると日本の昔話とよく似たストーリー展開の昔話も多く興味深いです。今回は、日本でいう「桃太郎」や「鶴の恩返し」のように、韓国人であれば誰もが知っている有名な昔話についてご紹介します。
『콩쥐 팥쥐(コンジ パッジ)』
いじめられていた主人公が王子様に出会うストーリーや、動物が現れて主人公を助ける展開は『シンデレラ』に似ている部分があります。
~あらすじ~
継母とその娘にいじめられている콩쥐 (コンジ)は様々な雑用を押し付けられ、つらい日々を送っています。ある日、継母とその娘は콩쥐 (コンジ)を置いて村の宴に出かけてしまいます。家で雑用をこなす콩쥐 (コンジ)のもとに次々と動物が現れて콩쥐 (コンジ)を助けてくれたおかげで、콩쥐 (コンジ)も宴に行けるようになりました。宴に向かう道中で靴を片方なくしてしまいますが、その靴を拾った殿様が콩쥐 (コンジ)の後ろ姿に一目ぼれし、靴の持ち主を探しはじめ・・・。
『흥부와 놀부(フンブワ ノルブ)』
『花咲じいさん』に似ているストーリー展開です。「思いやりを大切に」、「欲張りは禁物」といった教訓をあらわした昔話です。
~あらすじ~
欲張りの兄놀부(ノルブ)と心優しい弟흥부(フンブ)がいました。ある日、흥부(フンブ)は足を怪我したツバメを見て手当てをしてあげました。しばらくすると怪我が良くなったツバメが흥부(フンブ)の元に戻ってきて、種をくれました。흥부(フンブ)はその種を植えると実がなり、その中から米や金がでてきました。そのことを知った놀부(ノルブ)はわざと怪我をさせようとツバメの足を折り、お金持ちになることを期待しましたが・・・。
『해님 달님(ヘニム ダルニム)』
ストーリー展開は『赤ずきん』に似ている部分がありますが、絵本やアニメでは登場する餅が韓国の伝統的な餅であったりと、韓国の昔話であることを実感できます。
~あらすじ~
山の中で、兄弟とその母親が仲良く暮らしていました。しかし、母親は隣の村まで仕事に出かけた帰り道で虎に食べられてしまいます。母親を飲み込んだ虎は母親に変装して母親の帰りを待つ兄弟に母親のふりをして近づきます。それに気づいた兄弟は裏口から逃げ、木の上に逃げますが虎に見つかってしまい・・・。
昔話は分かりやすいストーリー展開であるため、韓国にはどんな昔話があるのか詳しく知りたい方や韓国語に興味を持ち始めたばかりの方は、昔話の絵本などで楽しく韓国語に触れるのもおすすめです。しかし、馴染みのない単語や今ではあまり使われない文法による表現が度々でてきます。すぐに使える実用的な韓国語を基礎からしっかり韓国語を学びたいという場合は韓国語教室がおすすめです。ソウルメイト韓国語学校では無料体験レッスンも行っているので、興味のある方はぜひご連絡ください。
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