韓国焼酎・ソジュの楽しい飲み方アレンジ
韓国ドラマを見ていると소주(ソジュ・焼酎)を飲むシーンがとても多いですよね。韓国焼酎はストレートで飲むだけでなく、さまざまなアレンジができることを知っていますか?
今回は定番の飲み方や人気のアレンジ方法をご紹介します。
韓国焼酎とは?
韓国焼酎 ソジュは13世紀頃、ヨーロッパから大陸を伝ってモンゴル襲来とともに朝鮮半島へ到来した「蒸留式焼酎」がはじまりといわれています。朝鮮時代には高価な物として扱われていたため、飲むことができるのは上級階級に限られました。日本の焼酎は米や芋など1種類の穀物から作られますが、韓国焼酎は米や麦、芋、トウモロコシといった穀物をブレンドして作られたものです。伝統的製法では米のみを原料としていましたが、戦争などによる経済危機の影響で不足に陥ったことで、1965年からの約25年間は伝統的な酒造りができませんでした。
代替として用いられたのが、米以外の麦、芋、トウモロコシ、タピオカなど数種類の穀物をブレンドした製造方法でした。こうした苦境のなかで生み出された韓国焼酎(ソジュ)は、近年「Kカルチャー」として世界中に浸透しています。また「連続式蒸留」によって純度の高いお酒を大量生産できるので、比較的安く買うことができるのもソジュの魅力です。
☆混ぜて飲む
ここからはより美味しく飲めるアレンジについてご紹介します。
広く親しまれているのが爆弾酒です。韓国語で폭탄주(ポㇰタンジュ)といって、ソジュとビールを混ぜたもの。ソジュ(소주)とメクチュ(맥주)の頭文字をとって“소맥(ソメㇰ)”とも呼びます。ソジュとビールをだいたい3:7で割ったもので、ウィスキーなどの洋酒とビールを混ぜたアメリカ生まれのカクテル「ボイラーメーカー」が起源といわれています。
ソジュとビールをベースにして、サイダーやコーラを入れる飲み方もあります。他にも복분자(ポップンジャ)を入れて甘みをプラスしても良いでしょう。ポップンジャは木イチゴ果汁100パーセントの果実酒のこと。とても甘いのですがアルコール度数は15度ほどあって、あまり可愛くありません。はじめから多く入れると飲んだあとに大変なことになってしまうのでご注意を。少量ずつ足しながら飲んでみてくださいね。爆弾酒は酔いが回りやすいので体調万全なときに試してみて☆
また炭酸水で割るとアルコール度数が下がって、口当たりがよくなり飲みやすくなります。果実酢を入れると甘みをプラスできるのでジュース感覚で飲めますよ。
甘いお酒が好きな方はぜひMilkis(ミルキス)を混ぜたミルキーソジュはいかがでしょうか。ミルキスは国民的ドリンクで、カルピスのような味の乳性炭酸飲料です。ビール、ミルキス、ソジュを2:2:1のくらいで割って飲んでみてください。とくに女性に人気のアレンジです。
☆進化系アレンジで飲む
ちょっと変わったアレンジで「リンゲル酒」があります。梅酒や梅エキスとソジュを混ぜるのですが、瓶同士の口を上下で合わせてブレンドします。梅酒の瓶を素早く逆さまにしてソジュの瓶の口に合わせるのがポイント。この状態で10分程度待てば、梅酒の重さでうまい具合にブレンドされます。見た目が点滴のように見えるので「リンゲル酒」といいます。
トルネード形状が特徴的な「スクリューバー」というアイスバーをソジュにドボン!と入れたものや、メロン味のアイスバー「メロナ」を入れるのも人気です。カクテルのように飲めて、見た目も面白いですよ。韓国で定番の商品なので、コンビニ・スーパーどこでも手に入ります。
ちょっと変わり種のアレンジとして、スライスした”きゅうり “をソジュに入れるというものも。入れるとなぜかフルーティーな風味になるから不思議です。ポイントはきゅうりを多めに入れること。騙されたと思ってぜひ試してみてください☆
おわりに
ソジュは日本でも買うことができるので、手軽に韓国を感じられるのではないでしょうか。もちろん「お酒は20歳になってから」ですよ。
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