韓国旅行に役立つ☆日本への持ち込み禁止物とは

2024年02月02日

韓国旅行ではコスメや雑貨、お菓子などの買い物をたくさんしたくなりますよね。でもいろいろ買い込んで、帰国して税関で止められてしまったらとてもショック。万が一、税関や検疫で持ち込みNGとなってしまった物は即没収されてしまうんです。そんな残念なことにならないために、事前に注意すべき点を押さえておけば安心してお土産を購入できます。

今回は韓国旅行時に知っておきたい、日本への持ち込み禁止物を一緒に確認していきましょう。

①アロエについて

多くの韓国コスメブランドではアロエジェルの取り扱いがあり、定番土産として人気があります。保湿効果はもちろんのこと、肌のハリやツヤを出してくれて、ベタつかずオールシーズン使用できるアロエのコスメ。

実はワシントン条約の規定上、アロエ成分が含まれる化粧品などすべての製品が日本への持ち込みが禁止となっています。でもご安心を。一般的な化粧品に使用されるのは「アロエベラ」という種類で規定の対象外となっています。それでもやっぱり内容成分が心配という方は“알로에베라”（アロエベラ）の記載があるか確認してみても良いですね。

②化粧品の個数制限

夢中になって化粧品を大量に買ってしまって、個数制限に引っかからないように気をつけてください。旅行などで個人として持ち込みができるのは「ひとりにつき1品目24点以内」と決まっています。大量購入しがちなシートマスクを購入する際はとくに注意を払ったほうがよさそう。シートマスクは24枚を超えた分は没収されてしまうので、買い物の際は枚数を確認しましょう。ほかにも内容量が60gまたは60ml以下といった少量のものについては、120個まで持ち込み可能となっています。

③韓方薬

健康と美容のために現地で韓方薬を買う方も多いですよね。内容成分によっては日本へ持ち込みできないので内容成分を確認しましょう。

ワシントン条約に基づいて、犀角(サイカク）・麝香（ジャコウ）・虎骨（ココツ）・木香(モッコウ)・熊胆(ユウタン）などが成分に含まれていると没収対象となってしまいます。日本語通訳さんがいる韓医院もあるので、分からないときは聞いてみることをおすすめします。

④キムチ

韓国といえばやっぱりキムチですが、本場の味を持ち帰るために知っておくべき点がいくつかあります。

まずキムチはどのような形態であっても機内持ち込みが一切禁止となっています。液体物の持ち込み制限のため預け荷物になります。汁漏れしやすいので梱包の仕方には工夫が必要です。100グラム以下という制限もあるので、容量も確認して購入するとよいですね。

出国手続きを終えたあと、制限エリア内の免税店で購入した場合には機内持ち込みが可能です。免税店で購入した物は、密閉式のビニール袋(ICAO様式のSecurity Tamper Evident Bag)に入った未開封のものであること、袋内に購入を証明するレシートが入っていることの2点が条件となります。免税店の商品は若干高めですが、梱包が心配という方はこの方法をおすすめします♪

⑤肉類・レトルト食品

肉類は生肉も加工製品もすべて日本への持ち込みが禁止となっています。たとえ免税店で販売されていても、輸出国政府機関発行の検査証明書が必要となり、現実的にお土産として日本へ持って帰ることができません。また手軽さが魅力のレトルト食品についても、肉が入っていると持ち込みNG。さらにレトルト食品は、ソースなどの液状物が含まれているものも没収対象となるのでご注意を…。