冬の韓国で食べたい料理5選!さつまいもにキムチを乗せる?
夏のうだるような暑さが去り、鍋物など温かい食べ物が恋しい季節となりました。冬本番に入ると氷点下が続く韓国は、体を温めてくれる絶品料理の宝庫です。
今回は寒い冬を乗り切れる、体が温まる料理をご紹介します☆
①보쌈(ポッサム)
보쌈(ポッサム)は『包み紙や布など風呂敷状のもので包む』ことを意味します。薄切りにした茹で豚をキムチや白菜、サンチュ、エゴマなどの葉野菜で包んで食べる料理です。豚肉は茹でることで余分な脂質が落ちるので、ダイエット中でも安心して食べられます♡
とくに冬は生牡蠣も一緒に包む、굴보쌈(クルボッサム/牡蠣ポッサム)が人気です。ソウル市内종로3가(チョンノサムガ/鍾路3街)には通称『牡蠣ポッサム通り』という専門店街があるほど!
②닭한마리(タッカンマリ)
「닭(タク)」は鶏、「한마리(ハンマリ)」はは1羽。つまり鶏を丸ごと一羽使った鍋料理です。これだけ聞くと삼계탕(サムゲタン)とどこが違うの?と思いますよね。
삼계탕(サムゲタン)は漢字表記で“参鶏湯”。「参」は高麗人参、「鶏」は鶏肉、「湯」はスープを指しています。「参」とあるように、鶏にもち米や高麗人参・ナツメ・松の実といった漢方食材を詰め、長時間煮込んだ料理です。漢方食材が入っている料理が삼계탕(サムゲタン)、入っていないものが닭한마리(タッカンマリ)というわけです。
닭한마리(タッカンマリ)は具材は少なめで、主にネギやジャガイモが入っており、お店では떡(トック/餅)などお好みでトッピングもできます。日本の水炊きのようにあっさりした味で、鶏肉のもつ旨味を存分に楽しめますよ☆
③붕어빵(プンオパン)
見た目は日本のたい焼きにそっくり!でも韓国では「붕어(プンオ)」、つまりフナ焼きなんです。
中身はこし餡やカスタードクリームが定番で、クリームチーズやさつまいも餡、ピザ味など、お店によってバリエーションは様々。たい焼きよりもサイズが小さいので、食べ歩きにも最適なんです。寒空の下で食べる、ホカホカ温かい붕어빵(プンオパン)をぜひ体験してみてください。
④아귀찜(アグィチム)
아귀(アグィ)はアンコウ、찜(チム)は蒸し煮で“アンコウの蒸し煮”。コラーゲン豊富な美肌効果抜群のアンコウは、日本とおなじく冬がまさに旬です。辛いものがお好きな方にはぜひオススメしたい冬料理です。
分かりやすく赤いので、辛いものが苦手な方は事前に“辛さ控えめで”と伝えることをオススメします。コチュジャンベースで海鮮の旨味との相性は抜群!一度食べたらやみつきになること間違いなし。
아귀찜(アグィチム)はアンコウとたっぷりの豆もやし、セリなどをコチュジャンベースで味つけして蒸したもの。 釜山にほど近い、馬山(마산/マサン)の海鮮郷土料理として韓国全土に広まりました。
釜山まで足を運ばなくても、ソウルにも専門店が多く集まる「アグチム通り」があります。活気溢れるグルメ街で冬の絶品料理を味わおう!
⑤고구마&김치(コグマ&キムチ)
「고구마(コグマ)」は“さつまいも”のこと。オンドルで暖まった部屋で、さつまいもにキムチを乗せて食べる고구마&김치(コグマ&キムチ)は冬の風物詩。「さつまいもとキムチ」という、私たちには馴染みのない組み合わせには驚きますよね。でも食べてみれば、甘じょっぱさと辛さの絶妙なバランスにハマるはず♡
2014年に韓国から大ヒットした「허니버터칩(ホニボトチプ/ハニーバターチップ)」を彷彿とさせる黄金バランスです。自宅でも簡単に食べられますので、ぜひお試しあれ♡
おわりに
今回は寒い冬に韓国で食べられている定番料理をご紹介しました。10月から昼夜の寒暖差が大きくなり、徐々に冷え込みが強くなると本格的な冬がやって来ます。
寒さは体に堪えますが、季節ならではの食体験も旅行の魅力の一つです。コロナが落ち着いて気軽に渡韓できるようになった際には、ぜひご紹介した料理を食べてみてくださいね。
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