韓国の最新SNS事情☆日本との違いは?
韓国のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)利用状況を見てみると、世代により利用するアプリの種類や用途が異なるようです。SNS利用率は、ミレニアル世代と呼ばれる満25歳~38歳が最も高い傾向があります。また、利用時間が1日平均2時間以上のヘビーユーザーは、満9歳~24歳のZ世代といわれています。
今回は日本とは少し違う、韓国の最新SNS事情をご紹介します。
KakaoTalk(카카오톡・カカオトーク)
KakaoTalk(カカオトーク)は無料通話・メッセンジャーサービスで、日本で最も利用されているLINE(ライン)のようなアプリです。日本の総務省がまとめた「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、日本国内におけるLINEの普及率は2022年7月時点で90%を超えています。一方、韓国では総人口の90%超がKakaoTalkを利用しています。
無料通話やメッセージのやりとり以外にも、オープントーク(チャット)や音声で多人数とやりとりができる「ボイスルーム」という機能もあります。また、モバイル決済やタクシー手配サービスアプリと連携させることもでき、もはや韓国で生活する上で、欠かすことのできないアプリとも言えそうです。
その一方で、10代〜20代の若年層はKakaoTalkではなく、Facebook(フェイスブック)メッセンジャーやInstagram(インスタグラム)のDMを利用する方が多いのだとか。KakaoTalkを“카톡”(カトク)と略すように、페이스북 메세지(ペイスブク メセジ・Facebookメッセージ)を略した“페메”(ペメ)という言葉も生まれました。
Facebook(フェイスブック)
日本を含め世界ではアクティブユーザー数が減少しているFacebookですが、韓国ではメッセンジャーを中心に若年層の利用率が高いです。写真や動画共有をメインとしたInstagramの台頭で利用者が減少したとはいえ、韓国では個人はもちろんビジネス活用の場としても人気があります。
また、オンラインショッピングができるFacebookショップのサービス展開も、利用者離れを防いでいるようです。
日本ではまだ利用者が少ないBAND(バンド)
新しいコミュニティツールとして最近注目を集めるようになったのがBAND(밴드・ベンドゥ)です。NAVERが提供するサービスで、グループ間のスケジュール管理やお知らせ共有、掲示板・チャット・アルバム・ライブ配信機能などサービスが充実しています。アプリ名称の由来は「バンドでグループを1つに束ねる」で、グループコミュニティをより円滑に、そしてより近くに感じられるのが魅力です。
韓国では「同級生探し」の機能をきっかけに、ユーザー数が劇的に増加しました。
昔、懐かしい Cyworld(싸이월드・サイワールド)
ここでちょっと昔に戻ってみましょう。
韓国の元祖SNSといえば Cyworld(싸이월드・サイワールド)。2000年代初め、多くの方が利用していた昔懐かしいコミュニティサイトです。自分のミニホームページが作れて、日記・文章・写真などを載せることができました。韓国版mixiといったところでしょうか。
2022年2月から放送された、キム・テリとナム・ジュヒョク主演の大人気ドラマ「二十五、二十一(스물다섯 스물하나)」の劇中でCyworldの話が出てきます。ドラマでは1998年のリアルなSNS事情を垣間見ることができますよ☆
まとめ
今回は韓国の最新SNS事情をご紹介しました。SNSの良いところは住んでいる場所や言語の違いにとらわれず、誰とでも簡単にコミュニケーションが可能なことです。せっかくなら綺麗な韓国語でメッセージをやりとりしたいですね。
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