「チュリニン」「メントゥメン」「ババリ」この単語は何でしょう？

맨투맨（メントゥメン）、츄리닝（チュリニン）。さてこの単語の意味は何でしょうか。カタカナ言葉だから、きっと韓国語も同じはずと勘違いしがちなファッションアイテムの単語を学んでみましょう☆
SNSのハッシュタグにもぜひ活用してみてくださいね。

間違えやすいファッションアイテム名

カタカナ言葉だからきっと韓国語も同じ!と思われがちな単語は意外と多いので、気をつけなければいけません。츄리닝（チュリニン）はトレーニングウエアやジャージのこと、英語の〈Training〉からきている単語です。〈Training〉を韓国語で트레이닝(トゥレイニン）と発音しますが、音が崩れて츄리닝（チュリニン）となりました。
カジュアルアイテムつながりで間違えやすい単語に맨투맨（メントゥメン）もあります。トレーナのことを指すのですが、元となった単語は英語の〈Man to Man〉です。〈Man to Man〉とはバスケットボールなどのスポーツ用語で、特定の一人を完全マークしディフェンスすることをいいます。韓国でスポーツウエアを販売する会社が、ブランド名にこの言葉を起用したことで国民に定着し、いつのまにかスウェット生地のトレーナーを맨투맨（メントゥメン）と呼ぶようになったのだとか。

同じように商品名が一般名称として定着化した言葉に、바바리코트（ババリコトゥ）または바바리（ババリ）があります。바바리（ババリ）は音からなんとなく分かるように、イギリス生まれの世界的ファッションブランド〈BURBERRY〉が語源。〈BURBERRY〉といえば日本でもおなじみのバーバリーコートですが、韓国ではトレンチコート全般を바바리코트（ババリコトゥ）と呼ぶことが定着しました。

조거팬츠（チョゴペンチュ）でワンランク上のコーデ！

間違えやすい単語のほかにも、流行とともに合成語が生まれることもあります。トレンドのカジュアルファッションの着こなしは、ダボっとした着方・オーバーサイズのコーディネートです。さらに男女問わずに履いているのが조거팬츠です。いわゆるジョガーパンツのこと。足首がリブ絞りのズボンで、年間を通して着用できるボトムスです。

조거팬츠は조거（チョゴ）が英語でJogger（ジョギングをする人）、팬츠（ペンチュ）はパンツ（ズボン）を指している合成語。本来、伸縮性のある綿ポリ生地のスウェット素材がメインでしたが、デニム素材やチノ素材なども使われるようになりました。デザインもスポーツウエアとしてだけでなく、日常的に着られるものへと変化しました。また、足首のリブ加工でキュッと引き締まって見えるので、野暮ったさがなく女性でもキレイに着こなすことができます。

日本の男性ファッション誌でも取り上げられるほど大人気のパク・ソジュンが、ジョガーパンツのセットアップルックをSNSにアップしたところ大きな反響がありました。俳優やアイドル、セレブが着ていることで一気にトレンド入りしたようです。Instagaramなどでハッシュタグ「＃조거팬츠」で検索して、コーディネートの参考にしてみてはいかがしょうか。

女性ならトップスに丈の短いアイテムを合わせると足長効果がありますよ。あえてゆったりめのパーカーなど、ビッグサイズを持ってくるのも良し。スエット素材だからといって、スポーティーにまとめなくても大丈夫です！ニットやカーディガンを合わせるのも可愛いですし、ハイカットブーツを履いてドレッシーに仕上げることもできます。

おわりに

間違えやすい単語や、時代の流行とともに生まれる合成語や略語など、言語は日々変化しているといえます。こうした日常生活に直結する実践的な韓国語を身につけたい方は、ぜひソウルメイト韓国語学校で勉強してみませんか。韓国語を身に付けながら韓国文化や豆知識も知ることができます。韓国語ネイティブの講師たちがレベルに合わせて丁寧に教えてくれますので、気になることも気軽に聞いてみてくださいね。

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