韓国で部屋を借りるなら…知っておきたい “3つの賃貸制度”!
このコラムをご覧の方の中には、韓国留学や韓国への移住を考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな方に役立ててほしい韓国の賃貸物件事情について解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてください♪
「チョンセ(전세)」と「ウォルセ(월세)」を理解しよう!
韓国で部屋を借りる際には、「チョンセ(전세)」と「ウォルセ(월세)」と言う独特のシステムを理解しておく必要があります。
チョンセ(전세)とは
契約時に、ある程度まとまったお金を大家さんに保証金として預けることで、月々の家賃が免除される契約方法。
契約期間はどこもおおよそ2年で、契約更新時に預ける額が上がることもありますし、新しい居住者がいれば、退去しなければいけません。
ただし、契約時に預けた保証金は契約終了時に全額返金されます。
ウォルセ(월세)とは
毎月決まった家賃を払う契約。これは日本で賃貸契約する時とほぼ同じスタイルです。
ですが韓国には、日本で言うところの敷金や礼金というものは存在せず、契約時に保証金だけを大家さんに払うのが一般的です。
保証金の額は場所により様々ですが、保証金が高くなればなるほど、月々の家賃が安くなるのだそう。
保証金はチョンセ同様、契約期間終了時に全額返金されますが、家賃の滞納があれば保証金から家賃が差し引かれます。
これらのシステムは、アパートや単独住宅(一軒家)、ワンルームなど、住まいの形態を問わず幅広く適用される特徴があり、共に契約時「保証金」が発生します。ですが後に全額返金されるということも覚えておきましょう!
家賃免除&保証金全額返金…そんなにうまい話があるの?
前述の通り、契約時に払った保証金は後に全額返金されますし、さらに保証金を支払うことにより月々の家賃が免除になったり減額されたりします。
これは日本ではありえないシステムですし、「では大家さんはどうやって利益を出しているの?」と疑問に思う方もいることでしょう。
大家さんは契約期間の保証金を運用し、利益を得ています。
運用方法の1つとして、韓国では銀行に預けておくだけで1年間5%〜10%の利子が付くこともあるため成り立っている制度なのだそうです。
しかし、最近では銀行の金利も下がってきているので、チョンセ(전세)を好む大家さんは減少傾向にあり、月々の家賃を払うウォルセ(월세)物件が増えてきているようです。
さらに、韓国にはもう1つ「サグルセ(사글세)」と言う制度もありますが、こちらもウォルセ(월세)の契約と同様、毎月家賃を支払うシステムです。
違いとしては、入居時に月々の家賃を一括で支払う必要があるという点。
しかし、これは保証金として支払うわけではなく“家賃”として支払うものなので、契約終了時に返金はありませんので間違えないようご注意を!
終わりに
今回は、韓国の賃貸物件事情についてご紹介しました。
韓国へ留学や移住を考えていらっしゃる方はこの3つの制度をしっかりと把握した上で、どんな物件、賃貸契約を結ぶのがいいのかなどを考えてみて下さいね!
もちろん、物件探しの段階から韓国語を喋れるようになっていると便利ですし契約時も安心なので、韓国語学校へ通うなどして習得しておきましょう♪
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