韓国の教会ってどんなところ?
韓国の教会についてどのようなイメージをお持ちですか?韓国ドラマなどで登場するシーンは多く見かけますが、旅行などではあまり行くこともないため、どんなことをしているのか、どんな雰囲気なのか、知らないことも多いのではないでしょうか。韓国の教会と言っても宗教や地域によって様々なので、今回はそれらには詳しく触れず、ソウルにあるキリスト教の教会の雰囲気を一例としてご紹介します。
韓国の宗教について
韓国は、日本と同様に仏教、儒教、キリスト教、イスラム教など様々な宗教を持つ人が平和に共存しています。中でもキリスト教信者が最も多く、2020年の鈴木崇巨さんの著書『君は韓国のことを知っていますか?』によると、人口の30%以上にもなるそうです。もともとは儒教の国で、思想や文化にも儒教が根強く残っていますが、後に急拡大したとのことです。日本のキリスト教信者は人口の1.7%ほどなので、日本と比較するとかなり多い印象ですね。
韓国の教会の雰囲気
韓国には、人口比の数は世界一と言われるほど教会が多く存在します。明洞にある有名な明洞聖堂のように、いかにも教会というようなかたちではなく、オフィスビルの中に入っていることも多いです。韓国の街を意識して歩くと意外なところに「교회(キョフェ)/教会」というハングルを目にします。また、夜間にはライトアップされた十字架がたくさん浮かび上がります。中に入ると、若い人たちが想像以上に多く驚きました。世代や性別に関係なくとても和気あいあいとしていて、馴染みのある人と気さくな挨拶をかわし、近況報告をしあっている様子でした。讃美歌を歌い、聖書を読み、お説教を聞き、お祈りをします。その日は昼食として비빔밥(ビビンバ)と초코파이(チョコパイ)が無料で配られました。
韓国の教会でのイベント
キリスト教の教会では、イースターやクリスマスに簡単なパーティーや装飾などのイベントを行うことが多いです。ちょうどイースターの時期だったため、イースターエッグの装飾が行われていました。この時は「復活されたイエス様」、「イエス様が復活されました」などと書かれたラベルを卵につける作業をしました。
また、礼拝だけではなく歌や楽器のグループレッスンなどの課外活動が活発に行われ、発表会も教会で開催されていました。課外活動を通して趣味や目標を見つけている人も多いようで、活気のある和気あいあいとした雰囲気が印象的でした。想像していたよりも教会を通したつながりが強く、食事はもちろん、定期的に大学のサークル仲間のように花見をしたり、漢江でチキンを楽しむそうです。
韓国では、信仰の有無にかかわらず教会という存在が日本よりも開かれた場所であり、身近な場所であるようです。昨今はインターネット上に情報が溢れており、日本にいながら韓国をはじめ海外の情報も容易に手に入れることができます。しかし一方で、ネットで得られる情報すべてが正しいとは限らないというリスクもあります。韓国についての正確な情報を得て、しっかり韓国語も習得したいという場合は、やはりネイティブの先生が在籍している韓国語教室に通うのがおすすめです。ソウルメイト韓国語学校では無料体験レッスンも行っているので、興味のある方はぜひご連絡ください。
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