爆食動画は見飽きた⁈小食座ブーム到来
みなさんは小食派でしょうか、それともお腹いっぱいになるまで食べるほうでしょうか。日本には「腹八分目に医者いらず」という言葉があります。健康維持と長寿のために、お腹いっぱいまで食べるのではなく、八分目程度で食事を済ませたほうが良いという考え方です。海外に比べれば、日本人は比較的小食に見えるともいわれます。
一方、韓国ドラマやモッパンなどの食コンテンツを見ていると、韓国人はお肉や野菜をモリモリたくさん食べるという印象を受けますよね。韓国旅行に行って、出てきた食事の量が多くて驚いたという経験があるかもしれません。基本的に外食は一人前ではなく、大人数で食べることが前提なので品数は多くなります。
たくさん食べるモッパン人気
日本でも動画コンテンツとして人気が定着した「モッパン」は爆食、大食いの宝庫です。モッパンは먹다(モクタ/食べる)と방송(バンソン/放送)を組み合わせた造語で、豪快に食べる様子を配信する動画コンテンツのこと。
食べっぷりのよさで視聴者を惹きつけ、美味しそうに見える、食欲をそそるといった点がモッパンの魅力です。さらに咀嚼音や食べ物の音を特殊マイクで録音して、視覚と聴覚の刺激が心地よさを誘う「モッパンASMR」まであります。一般人によるものだけでなく、アイドルのモッパンも人気が高いですよね。コロナ渦の巣ごもりをきっかけに、モッパンを見ながら1人で食事をする人も多いのだとか。そんななか最近注目を浴びているのが小食派の台頭なんです。
小食座ブームによる変化
大食いをメインにしたモッパンに代わって、韓国で注目され始めているのが「小食座」ブーム。新造語の「소식좌(小食座)」は、お腹がいっぱいになることが苦手な人たち、小食の人のことです。ブームの要因として物価の高騰やライフスタイルの変化、また環境や資源への高い意識などがあるといわれています。また、もともと小食派の人たちにとって、小食座ブームはプラス面もあるようです。たくさん食べることを要求されたり、なぜ食べないのか?と聞かれるストレスが少し軽減したといいます。
こうしたブームを反映するかのように、小食座YouTuberが注目を浴び始めました。芸能界で小食派の代表格として有名な2NE1のサンダラ・パクは、「たくさんは食べないけれども、美味しいものを食べる美食家」と話すなど、少ない量でも満足できるといいます。
そんなサンダラ・パクとパク・ソヒョンによる人気動画コンテンツ“食欲のないお姉さんたち”では、小さな食べ物も小分けにして、ゆっくりと味わいながら食べる姿が好評です。日本では昔からゆっくりとよく噛んで「食」を味わうことで食べすぎを防ぎ、健康に繋がるといわれていますよね。「小食座」ブームは“量より1回の食事の質が大切”という考え方へのシフトかもしれません。
おわりに
今回はモッパンブームから小食ブームに転換しつつある、韓国の食事情についてご紹介しました。小食は健康やダイエットの効果もあるといわれています。ですが、1日にバナナだけ、甘い飲み物だけといった食生活は病気を引き起こす原因にもなりかねません。あくまでも適度な食事量が基本です。小食やファスティングを実践するときには、1食ごとの栄養バランスの良さ、そして摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えることが大切です。
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