韓国で2023年から変わること

コロナ渦の状況もあって、しばらく韓国に行けていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。2023年から変更する、もしくはすでに変更したものもあるので、渡韓前には一度は確認してみることをオススメします。

今回は2023年に変わった点についてまとめてみました!

①食品製造期限の表記が変わる

賞味期限はおいしさなどの品質が保たれる期間、消費期限は安全に食べられる期間のことを指します。韓国では消費者に販売できる期間を記載した「流通期限」が使用されていました。2023年1月からはこの表記法が変わり、「消費期限」が記載されるようになります。日本や多くの国では「消費期限」が一般的なので、外国人観光客としてはとても分かりやすくなったといえますね。

ただ全ての食品が変わったのではなく、一部の食品は表記法がそのままなので注意が必要。たとえば牛乳はすぐには変更せず、2031年までに変更予定となっていたり、アルコール・アイスクリーム・塩などの数種類に関しても「消費期限」の記載義務はありません。食品によっては従来通りの「流通期限」表記となっているケースもかなりあるので、安全のためによく確認してみるとよいでしょう。

韓国語で流通期限は유통기한（ユトンキハン）、消費期限は소비기한（ソビキハン）です。

②Apple payが使えるようになった

韓国へ行ったことがあるiPhneユーザーなら、きっと一度は思ったことでしょう。
「Apple payが使えたらどんなに便利だろうか」と。

そんなあなたに朗報です!韓国でもついにApple payが利用可能になっています。

2023年3月31日からサービスが開始されていますが、まだ利用可能な店舗は限られているので確認は必要です。スターバックスやemart、新世界百貨店といった観光客が多数訪れそうな店舗でもまだ利用できなかったりするので、日本のようにどこでも使えるわけではありません。また韓国発行のクレジットカードに限っては、ヒュンダイカードしかApple payに登録できないので、国内のサービス利用拡大にはまだまだ時間がかかりそうです。
※2023年4月現在

でも日本発行のクレジットカードを登録しておけば、利用可能店舗でApple pay払いができますのでご安心を。コンビニエンスストアや飲食店、上記以外の大型店舗など、利用できるお店が徐々に広がってきています。Apple payマークがレジに貼られていれば利用できますよ。

③タクシー・地下鉄・バス運賃の変更

海外旅行で気になることといえば、やはり移動手段や交通費ではないでしょうか。

2023年から地下鉄・バス・タクシーの運賃に変更点があります。地下鉄とバスは、総合定期券が6月から導入される予定です。2023年後半には地下鉄・バスの運賃値上げが予定されていますが、統合定期券を利用すれば30日間の間に60回乗車でき、最大38％の割引となるので若干お得になります。

今までは首都圏を中心とした、一部の地下鉄のみで定期券が利用可能でした。でも6月からはバスと地下鉄両方で定期券が使用できるので、お財布に優しくなります。留学やワーキングホリデーなどで、公共交通機関の利用が多い方は必須ですね。

また、2023年2月1日からソウルタクシー（一般）の基本料金も値上げされています。3800ウォンから4800ウォンに1000ウォン上がっていているので、知っておくと良さそうです。外国人観光客用のインターナショナルタクシーも、区間料金や貸し切り料金が5,000～10,000ウォン値上げされているので、ひさしぶりの韓国旅行の際はご注意を。

おわりに

今回は2023年に変更予定だったり、すでに変更していることについてご紹介しました。その他にもひさしぶりの韓国旅行では、街を歩くとさまざま変化が見られるかもしれません。

こうした現地に住んでみないと分からない情報は、ぜひネイティブの方に聞いてみてください。ソウルメイト韓国語学校ならネイティブの講師が授業を行っているので、折に触れて文化や生活の知識などを知ることもできますよ。語学学校ならではのプラスアルファを体感してみてくださいね。無料体験レッスンも随時行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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